コロナ後、クライミングを再び始めました。

コロナ後、クライミングを再び始めました。

コロナで三月なかばからまったく登っていませんでした。今日は6月21日ですから、三か月ちょっと登っていませんでした。でも心はクライミングのことをいつも考えていました。

今日は再び始めた感じを残して置きたいと思い、このコラムを書くことにしました。

まず、全体の感想としては、結構いい状態であるということです。

ただ、確かにレベルは落ちています。

コロナ前は青を半分ほど登れていました。本日は黄色がやっとの状態でした。レベルを前の状態に回復するにはある程度の時間がかかると感じました。57才になったその日に始めたので、コロナ前で僕は2年半ほど登っていたことになります。もっとも少なく見積もっても戻るまでに三か月はかかるかもしれません。

もう一つ気づいた点があります。この方が僕にとって大きいので、このブログを書く動機になったのです。それは、どういうことでしょうか。それは丹田のコンセプトがクライミングには役に立つ、ということを再確認できたことです。

このことを、一言でいうのは難しいので、段階をおって説明したいと思います。これがこのブログのテーマでもあります。

まず、本日、3が月ぶりに始めるときに、まったくどう始めたらいいか、そのアイデアがありませんでした。でも、アーコスは再開しているのを知っていたのですから、パリに戻ったらすぐにアーコスにいき、登り始めることになることを知っていたはずです。

早く登りたくて、気持ちが高まっていたのか、まったく無意識で壁の前に立ち、登り始めてしまいました。二回の島の黄色をのぼったのですが、すぐにあきらめてしまいました。こんなはずじゃない、もしこれは今の僕のレベルだとしたら、2年半にわたり全くの初心者から始めた自分の努力がこのコロナの三か月半のために、ゼロにもどってしまったのか。

だとしたら、とっても悲しい。トホホである。

その時に思い付いたのが次のことです。

57才で始めたとき、僕の体力は今から思うとまったく悲しいの状態でした。

つまり、筋肉が弱まっていたのです。

それでもクライミングを始めるために、二年ほどスポーツクラブの会員で、怠け者的に筋トレをしていました。そして、最初のレベルである黄色を登り始めたのですが、身体の能力のないことにすぐに気がついたのです。まったく当たりまえの事実に、僕は努力を始めました。

僕の努力、その一

まず、パリでの移動をほぼ自転車移動にして、足腰を鍛えることに意識を置きました。

僕の努力、その二

そして、もう一つ大きかったのが、必ず登る前に、30分ほどの筋トレをすることに決めたのです。この筋トレの効果は抜群でした。筋肉とは効果的に育ててあげると、きちんと成長していくことがよくわかりました。

この二つの努力により、二年半の間に僕の筋力および体力は青のレベルまでやったきたわけです。

筋トレの際に大切にしたこと、丹田というコンセプト

そしてそのときにいつもテーマとして考えていたことがあります。それはどうすれば効果的なトレーニングができるのか。目的はクライミングのレベルを上げることである。そのためにはあらゆるレベルでの身体のレベルを上げなければならない。

そして、そのために一番効果的なことは何なのか。

その時に自然と僕がたよりにしたのが、丹田という東洋のコンセプトです。

これは僕は自分の指圧とう職業の分野で開発をしてきた分野です。この丹田というコンセプトを筋肉トレーニングの中に活用してみたのです。そうすると効果は抜群なのでした。

このことは登りながら次第に明らかになってきたことでした。

丹田のコンセプトを追及した来た自分がなぜクライミングを生涯のスポーツに選んだか。それはクライミングの中に中心感覚の大切さがあるからだと思いました。

それでさっそく今日は筋トレをじっくりとやってから登ることにしました。

この筋トレの中では二つのことにフォーカスをしました。筋肉的に各部分に緊張を数十秒間かけるということと、丹田のコンセプトを利用して、中心感覚を養うことです。

このトレーニングを行っている時にまず、丹田の感覚がさらに増していることに気がつきました。感覚を言葉で説明をするのは難しのですが、あえて選べが、丹田の感覚がより明確に意識できるようになってきたということです。

今日は約20分ほどのトレーニングだったのですが、練習の質はコロナ前より上の状態です。

そしてこの状態で登り始めました。

結局は今日は黄色だけ二階と一階のものを登りました。

感じたことを並べます。

手足のコントロールが感覚的に明確になっている。一つ一つの動作が、確実である。確実にできる動作だけやる。判断が素早い。経験があるので判断が瞬時にできる。

つまり、第一のレベルである黄色は完全に達成してその中で余裕が生まれてきている。そういうことであると理解できます。僕はとても嬉しいでした。コロナ前はここまでの身体の内的な感覚は小さかったです。

今日は余裕があるレベルでの一つの練習の仕方を発見しました。それは片手で登る練習です。余裕があるとこんなこともできるようになってくるんだなあ、と思いました。

クライミングと丹田

クライミングをするときに丹田のコンセプトを大切にすること。これは一番お勧めです。さらにお勧めなのが生活のすべての中で丹田を大切にすること、そうすることで生きることが楽になります。

コロナの最中、フランスにおける外出禁止令が出ている期間、三か月ほどクライミングをしていませんでした。この期間は再び始めることを考えて、初心者程度の筋トレをしていました。あと自転車で田舎を定期的に走っていました。つまり登っていなかったといっても身体のコンディションはなるべく落とさないよう努力はしていたとうことです。

クライミングを再開できて今日は本当にうれしかったです。コロナ前は熱が上がっていた時期で二日に一回は登りに来ていました。

今このブログもアーコスで書いているのですが、アーコスにいることがライフスタイルの中に入ってきたようです。ま、もともとそれを意識して、クライミングを始めたわけでもあるのですが。

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