

この本との付き合いも本当に長くなる。最初はなかなか理解できなかった。話について行けなかったと行った方がいいかもしれない。それだけ読み手のレベルの高さを要求される本である、といえる。
逆にいうとこの本から学んだことは計り知れない。指圧というものの奥の深さを感じさせてくれる読み物であると言える。それが文化的は分野から歴史、あるは現代医療までと、指圧をとりまく状況へのはばの広い見識にまず、圧倒される。そしてそれが、彼の指圧への情熱と直結しているということを感じさせるには十分なほど、文章に熱がこもっていると感じられる。
学校ではレベル2の半ばぐらいから読み始めている。それぐらいでいいと思う。むしろ、指圧にはまり込んだときに、情熱をもってむかっていかないと、歯がたたないかもしれない。少なくとも、当時の僕にとってはそういうレベルの本であった。その本を理解しようという努力が、その世界への大きな推進力となる、そんな経験をさせていただいた本である。
また、こんな大変な本をフランス語に翻訳をなさった、わが恩師、花村やすたか先生の精神の高さに尊敬を覚える。
Qui suis je ?
Toshi ICHIKAWA, né à Tokyo au Japon en 1961. Spécialiste en shiatsu à Paris, dans le quartier Montparnasse. Directeur d"Ecole de Do-In et de Shiatsu de Toshi ICHIKAWA" agrée par le SPS (Syndicat Professionnel de Shiatsu) et la FFST (Fédération Française de Shiatsu Traditionnel). Shakuhachi player, Facebook, Youtube, Google, Linkin, Twitter, savoir plus
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